Kototsutsumi
阪本萌 Sakamoto Hajime
江戸時代には、「風呂敷に包んで贈られたものは、またその風呂敷に何かを包んでお返しする」
という習慣がありました。 この度、人と人のコミュニケーションが希薄になった現代社会に、
その風習をテキスタイルデザインの要素として組み込んだ風呂敷を提案します。
裏返して使うことを想定したデザインには、
何かを貸す/返す際につかう「ありがと/がんばれ」
隣人に料理をお裾分けする「よかったら/たすかった」
バレンタインとホワイトデーのための「スキヨ/オレモ」
と6パターンの文字をグラフィック化しました。 
言葉のやりとりが億劫になりがちな時に、この風呂敷が、意思の疎通の一助になればな、と思います。
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